サニカといえば、高知県を代表するご当地スーパー「サニーマート」が発行している楽天Edy機能付きのハーティーカードのことです。
もはやサニカを知らない高知県民はいないと思いますが、いまさら聞けないサニカのメリットやデメリットについて解説します。
サニカとは楽天Edy機能が付いたハーティーカード
サニカは、公式サイトをみると、Edy(エディ)機能が付いたハーティーカード(ポイントカード)と紹介されています。
サニーマートのカード、略して、サニカというわけですね。
とはいえ、普通の楽天Edyの場合は、支払いするほど楽天ポイントが貯まりますが、サニカの場合は、楽天ポイントは貯まりません。
ここは大事なので、もう一度強調します。サニカは楽天ポイントは貯まりません。サニカで貯められるポイントはすべてハーティポイントです。
ということで、サニカとは、ハーティーポイントしか貯められない楽天Edyと定義させていただきます。
https://www.sunnymart.co.jp/heartycard
そもそも、ハーティポイントって何?という方は、下記の記事をご覧ください。
https://kochikurasi.com/heartypoint/
サニカのメリット4つ
【メリット1】200円支払うごとにハーティーポイントが貯まる
通常の楽天Edyカードの場合は、200円支払時に楽天ポイントが1ポイント貯まります。なので還元率でいえば0.5%ですね。
また、通常のハーティカードの場合は、支払時に提示することで、200円支払時に楽天ポイントが1ポイント貯まります。なので還元率でいえば0.5%ですね。
そんな、楽天Edyとハーティカードを融合したサニカは、ハーティポイントが200円支払ごとにハーティポイントが2ポイント貯まります。
つまり、200円につき2ポイントなので、還元率は1%に倍増します。
ということで、現金払いでハーティポイントを提示してポイントを貯めるよりも、サニカのEdy払いの方が効率よくハーティポイントが貯まるというわけですね。
【メリット2】サニーマートと毎日屋では、ポイントが倍になるキャンペーンがある
サニカの運営母体であるサニーマートと系列店である毎日屋では、定期的に支払時のポイントが倍になるキャンペーンを実施しています。
週1回のキャンペーン
<サニーマートで買い物する場合>
【毎週水曜日と日曜日】200円で支払いごとに4ポイント
<毎日屋で買い物する場合>
【毎週土曜日】200円支払いごとに6ポイント
月1回のキャンペーン
<サニーマートで買い物する場合>
【毎月第一日曜日】200円支払いごとに5ポイント
<毎日屋で買い物する場合>
【毎月第一日曜日】200円で支払いごとに3ポイント
これ以外にも臨時でポイントが増えるキャンペーンなどを行う場合がありますが、基本は毎週と毎月にポイントが倍増するイベントがあります。
比較するとわかるように、定期的に行われるキャンペーンにおけるポイント数でみると、毎日屋で土曜日に買い物をした方が最もハーティポイントが貯まりやすくてお得だということです。
【メリット3】貯まったハーティポイントは「ハーティポイントお買物券」と交換できる
貯まったハーティポイントは、「ハーティポイントお買物券」と交換することができます。
ハーティポイントからハーティポイントお買物券への交換方法ですが、サニーマート店内にあるポイント交換機を利用することで、お買物券を発行することができます。
ハーティポイントお買物券は、高知県内のサニーマートや毎日屋はもちろん、高知県すべてのローソン、TSUTAYA、ハマート、ブリコ、マルニといった、高知県内において幅広い量販店で広く使うことができます。
なお、ハーティポイントお買物券との交換にあたっては、500ハーティポイントごとに、500円分のハーティポイントお買物券との交換となるので、最低でもハーティポイントは500ポイント以上は貯めないと、ハーティポイントお買物券に交換できませんのでご注意を!
【メリット4】貯まったハーティポイントは楽天Edyにチャージできる。
サニカで貯まったハーティポイントは、ハーティポイントお買物券と交換できますが、ハーティポイントお買物券のデメリットは、おつりが出ないという点です。そんなデメリットを解消する方法として、実は、サニカはハーティポイントを、楽天Edyにチャージすることができるのです。
ということで、500円未満の買い物でも使うことができ、おつりなどは気にしなくてもいいので、汎用性という面からいえば、こちらの楽天Edyに交換してチャージした方が便利かもしれません。
サニカのデメリット3つ
【デメリット1】サニカの発行手数料が300円かかる
サニカの年会費は無料ですが、発行手数料として300円かかります。ただ、キャンペーンによっては発行手数料無料の場合もあるので、もし、サニカが欲しい人は、発行手数料無料のタイミングで取得するのが良いでしょう。
しかも、サニカの発行手数料無料キャンペーンと同時に、3,000円チャージすると、ハーティポイント300ポイントキャンペーンをしていることが多いので、還元率は脅威の10%なので、このキャンペーンは逃さない手はありません。
【デメリット2】ハーティカード加盟店以外ではポイント還元率が半減
サニカの最大のメリットが、Edy払いと同時にハーティポイントも貯まるという点ですが、当然ながら、高知のご当地ポイントカードであるハーティカードに加盟していない店舗でサニカを使っても、ポイントはあくまでもEdy払い分の200円支払いで1ポイントしか貯まりません。
つまり、ハーティカード加盟店以外でサニカを使っても、ポイント還元率は0.5%なのです。
クレジットカードであれば、どの店舗の利用においても1%は還元されるのが主流となっているので、やっぱり、還元率0.5%は見劣りします。
【デメリット3】サニカはクレジットカードからチャージできない
最大のサニカのデメリットといっても過言ではありませんが、サニカはクレジットカードからのチャージはできません。
実際、楽天Edyの公式サイトでは、ちゃんとクレジットカードからチャージできない楽天Edyの一覧が示されています。
サニカのEdy番号3001-0232ですので、クレジットカードからのチャージは不可能ということです・・・泣
ということで、サニカにチャージする方法は、サニーマートや毎日屋の店内にある端末から現金でチャージする方法しかありません。
でも、現金の持ち合わせがないときは、一度ATMで現金をおろしてから、サニカにチャージしなくてはいけないという手間があるので、正直、キャッシュレス決済とは??という気持ちを抱いてしまいます。。。
【まとめ】サニカは使いやすさで言えば、ぶっちゃけ微妙・・・
サニカは、還元率が最低でも0.5%は保証されている電子マネー楽天Edy付きのハーティカードです。
ただ、クレジットカードやスマホ決済といった形でキャッシュレスの支払い方法が多様化している現代において、サニカのような現金でしかチャージできない電子マネーは果たして優位性があるのか?という疑問はあります。
私自身は、クレジットカードでの決済をしていますので、サニカのようなチャージするを手間も、残高を気にする必要がありません。
特に私が愛用している楽天カードの場合ですと、100円ごとに1ポイント(楽天ポイント)が貯まります。サニカのようにハーティカード加盟店ではなく、クレジットカードが使えるお店ならば、還元率1%は保証されています。
しかも、サニカの場合は入会手数料として300円が必要ですが、楽天カードの場合は、逆に5,000円ポイントをもらうことができます。(一部条件あり)
なので、楽天Edyで支払をするよりも、楽天カードので支払をする方がお得なような気がします。