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【2023年高知市長選挙】現職の岡崎誠也市長と新人の桑名龍吾県議の一騎打ちか?個人的に予想してみた

2022年10月9日

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2023年の秋に高知市長選挙が行われる予定です。

今回は、高知市長選挙に立候補予定者について紹介したいと思います。

そして、2023年の高知市長選挙について、個人的に予想したいと思います。

2023年高知市長選挙はいつ行われるの?日程は?

現在の高知市長の任期は、2023年11月29日となっています。

まだ具体的に2023年高知市長選挙の日程は決まっていません。

高知市選挙管理委員会で発表があれば、お知らせします。

 

2023年高知市長選挙の候補者のプロフィールは?

【候補者1】桑名龍吾氏のプロフィール

 

現在、2023年高知市長選挙に立候補を表明しているのは、自由民主党所属の桑名龍吾高知県議会議員のみです。

桑名龍吾さんは、昭和37年11月16日生まれの59歳。

国学院大学法学部を卒業後、JA高知経済連(現在の全農高知)に就職し、その後、中谷元衆議院議員の秘書を経て、2007年の高知県議会議員選挙に自民党公認で初当選し、現在4期目。

自由民主党高知県連の政調会長、幹事長を務め、2019年に第98代高知県議会議長を務めた、高知県の自民党を代表するベテラン議員です。

 

また、義兄は高知県選出の国会議員である中谷元氏という強力な後ろ盾もいます。

 

そんな大物県議会議員である桑名龍吾氏ですが、今回出馬にあたっては、現在の岡崎誠也高知市長の市政運営については評価はしているようです。

一方で、現在の岡崎市長が5期目ということもあり、新しい変化を求める支持者からの後押しを受けて、出馬を決めたとのことです。

出馬にあたっては、無所属で出馬するとのことです。なお、政権与党としての自民党と連携を図るとのことで、離党はしないとのことです。

 

 

現職の岡崎誠也氏は出馬するのか?

まだ、現在のところ2023年高知市長選挙に出馬を表明しているのは、桑名龍吾県議会議員だけとなっています。

今後考えられるのは、現職の岡崎誠也高知市長です。

岡崎誠也氏は、1953年3月17日生まれの69歳です。

現在、高知市長は5期目であり、仮に2023年の高知市長選挙に出馬をする場合は、6期目を目指すことになります。

桑名龍吾氏が出馬を決めた背景としては、岡崎市長の多選による弊害です。

とはいえ、今のところ、岡崎市長は去就を明らかにしていないので、今後に注目ですね。

 

なお、これまでの岡崎氏の当選したときに得票数は下記のとおりです。

 

2003年 高知市長選挙 77,638票

2007年 高知市長選挙 78,963票

2011年 高知市長選挙 59,257票

2015年 高知市長選挙 60,520票

2019年 高知市長選挙 55,328票

 

少しずつではありますが、得票数を減らしつつありますが、はたして2023年の得票数はどうなるでしょうか?

 

共産党の独自候補は出馬するのか?

現時点では、高知市長選挙において、共産党が独自候補を出すことは決まっていません。

しかし、これまでの高知市長選はすべて共産党は独自候補を擁立してきましたので、今回も擁立することが考えられます。

基本的に現在の高知市議会議においても、共産党は野党として対決姿勢を鮮明にしていますので、元市議や共産党の役員といった人々が候補者になる可能性がありますね。

 

2023年の高知市長選挙を予想してみた

今のところ、岡崎高知市長は出馬を表明していませんが、おそらく現職の岡崎誠也氏と新人の桑名龍吾氏の事実上の一騎打ちになるでしょう。

もちろん、共産党やNHK党といった党派が候補者を出す可能性は高いのですが、やはり争点は岡崎と桑名の両氏となると思います。

ここで現在の高知市議会の勢力を確認してみます。

高知市議会の約5分の1を占める共産党は、岡崎、桑名いずれの候補者も支持せず、独自候補を擁立しますので、実質的に対応が分かれるのは、共産党会派を除く26名です。

この中で、自民党系といわれる議員「自民党・中道の会」「新こうち未来」「山嶽会」「清和クラブ」といった会派がすべて、桑名龍吾氏の支持に回った場合は、共産党を除く市議会議員の2分の1に達します。(※電力総連(国民民主党)が支持基盤である清水おさむ議員を除く)

そして、国政では与党である公明党も自民党県議である桑名龍吾氏の支持に回ると、もはや会派でいえば、桑名龍吾氏が圧勝すると考えられます。

もちろん、これまでの岡崎市長を支えてきた与党3派(市民クラブ・中道の会・公明党)としても、簡単には桑名氏は支持しないでしょう。

特に岡崎市長を支えてきた与党会派である市民クラブは、今回も岡崎市長を支持することが濃厚です。

とはいえ、市民クラブも労働組合がメインの支持層であるとはいえ、UAゼンセン(国民民主党)が支持基盤のを岡崎豊議員や、広田一衆議院議員の元秘書である甲木良作議員は、どちらかといえば保守寄りの考えをもっているので、わからないところです。

高知市長選挙においては、風が吹くというよりも、組織票である程度、結果が予想できるところがあるので、これを踏まえて、もしかしたら、岡崎市長が出馬しない意向を示す可能性があります。

そうなった場合は、桑名龍吾氏と共産党候補の一騎打ちという展開となるかもしれませんが、結果は、、まあ予想できますよね。

もしも、岡崎市長が不出馬となれば、これまで続いた松尾→岡崎という路線が変わりますので、高知市政においては大きな転換点を迎えます。

特に労働組合系が主体である市民クラブにとっては、果たして自民党高知県連の中心にいた桑名氏が市長となった場合も、与党として支えるのでしょうか?選挙後の動きも気になりますね。

 

2023年高知市議会議員選挙についても解説・紹介する記事を書いたのでご覧ください

 

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